相澤伸広・准教授が第19回中曽根康弘賞奨励賞を受賞

~相澤伸広・准教授が第19回中曽根康弘賞奨励賞を受賞されました~

相澤伸広・准教授が第19回中曽根康弘奨励賞を受賞
2023年11月29日、永田町のザ・キャピトルホテル東急にて第19回中曽根康弘賞の授賞式が開かれました。地球社会統合科学府の相澤伸広氏が、麻生太郎会長より奨励賞を授与されました。

中曽根康弘賞について
https://www.npi.or.jp/award/index.html

NPI News Release選考理由より
相澤氏は、インドネシアの専門家として国内外で活躍する若手研究者の第一人者である。相澤氏は、従来の日本の東南アジア研究手法では傍流とされていた対外政策について「地域大国」インドネシアを中心的に、国内政治や社会変化の論理を踏まえながら総合的に論じるなど、地域研究の手法から新しい視点を示している。また、インドネシアだけでなく東南アジア全体に視線を向け、日本、米国、中国との関係も含めて比較的大きな視点から論じており、東南アジアに対する米中競争、日米協力が注目されている現在、その業績は評価すべきものである。
また、相澤氏はインドネシアの内外政策や東南アジア全般の国際関係について対外発信の面でも顕著な功績をあげており、学術的な見地だけではなく、社会的な見地からもその業績はきわめて高く評価できる。

■相澤先生プロフィールはこちら↓
地球社会統合科学府教員一覧
https://isgs.kyushu-u.ac.jp/graduate_school/graduate_school7.php

九大研究者情報
https://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K005461/

こちらもあわせてご参照ください。

【2/6開催】第16回九州工学教育協会シンポジウム「九州の大学・高等学校におけるアントレプレナーシップ教育」

【1/29~2/2開催】九州大学エネルギーウィーク2024

関連記事

  1. 溶液中のヨウ化サマリウム錯体の構造を解明

    ~ 水分子の溶媒和によるヨウ素イオンの脱離を直接観測 ~概要 ヨ…

  2. “超”高放射性粒子:福島第一原発1号機から放出さ…

    “超”高放射性粒子:福島第一原発1号機から放出されたメガベクレル放射性粒子の…

  3. 知的財産と標準化・オンラインシンポジウム「技術・…

    知的財産と標準化・オンラインシンポジウム「技術・デザインの国際標準化の現在地…

  4. 動いて並んでつながって。タンパク質が幾何学模様に…

    ~プログラムされた分子が自発的にナノ模様を形成~ポイント・タンパ…

  5. 非典型的開始コドンからの翻訳開始機構を解明

    -がん等の治療法開発に期待- 九州大学生体防御医学研究所の中山 敬一…

  6. 「はやぶさ2」サンプル収納コンテナの外に小惑星リ…

    〜将来ミッションのサンプル採取機構設計にも活かせる新たな知見〜ポイン…

  7. 超高速スピン変換により有機発光分子の励起一重項・…

    〜有機ELデバイスの高輝度・高効率化に成功〜 九州大学稲盛フロンティ…

  8. 九州大学 Kyushu University

    スーパーコンピュータ「富岳」が Graph500…

    〜ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析で最高レベルの評価九州…