MIRAI2.0シードファンディング第2期にて6件の本学共同研究プロジェクトが採択

本学共同研究プロジェクトが6件採択されました ~

本学は日本・スウェーデン20大学によるコンソーシアム「MIRAI2.0」に加盟し、組織的な国際協働を進めるとともに、両国の研究・教育・イノベーションにおける連携強化に貢献しています。
この度、両国研究者による共同研究の推進等を目的としたシードファンディング(第2期)の募集が行われ、Ageing, AI, Innovation and Entrepreneurship, Materials Science, Sustainabilityの5つの重点分野において計20件のプロジェクトが採択されました。シードファンディング事業は今年で2期目に入り、MIRAIの中でも重要な取り組みに位置付けられています。

加盟大学の一つとして積極的に申請を行い、本学研究者を日本側申請代表者とするプロジェクトとして、MIRAI大学中で最多となる6件が採択されました。

採択されたプロジェクトでは今後、各プロジェクトのテーマや目的に沿い、共同研究の推進、共著論文の執筆、共同プログラムの開発、外部資金獲得、博士学生・ポスドク向け短期コースの開発、などに向けた取組が進められます。

================
■ 本学申請代表者による採択プロジェクト
※(  )内はスウェーデン側申請代表者の所属大学、〔  〕はMIRAIにおける重点分野。

“Comparison of components and determinants of quality of life among older LGBTQ+ people living in Japan and Sweden”
芸術工学研究院 村谷 つかさ 助教(Linnaeus University)〔Ageing〕

“Towards Swedish-Japanese Collaborations in Applied Artificial Intelligence, Innovation and Entrepreneurship”
システム情報科学研究院 Danilo Vasconcellos Vargas 准教授(Linköping University)[AI]

“Deep learning by the stochastic gradient descent with stabilizer and its application”
システム情報科学研究院 武石 啓成 助教(Umeå University)[AI]

“Marketing technology (MARTECH) for customer behavioral transformation to rapidly reduce food loss and waste”
工学研究院 馬奈木 俊介 主幹教授(Karlstad University)〔Sustainability〕

“Contextualizing Scaling Practices”
ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC) Nergui Enkhzaya 特任助教(Jönköping University) [Innovation and Entrepreneurship]

“SUSHI-FIKA: Sustainable Heating for Industries by Fostering Industrial Knowledge with Academia”
グローバルイノベーションセンター 原田 裕一 教授(Uppsala University)[Sustainability]

MIRAIの詳細はこちら(MIRAI2.0ホームページ):https://www.mirai.nu/

MIRAI2.0では、全加盟大学の関係者が一同に会し様々なレベルでの議論や発表を行う年次カンファレンス「Research and Innovation Week」を開催しています。2023年はスウェーデン・ウメオ大学をホスト校として11月13日~17日の期間に開催予定です。本学としても積極的に参加を予定しています。
本コンソーシアムに興味のある本学教職員はお気軽に下記までお問い合わせください。

お問合せ

九州大学ストックホルム・リエゾンオフィス
Mail:intleurope★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

九州大学 Kyushu University「ケンブリッジ大学英語・学術研修」コロナ禍で高騰した参加費の支援を目指したクラウドファンディングプロジェクトを開始

九州大学 Kyushu University九州大学、双日、九州電力は大気中の二酸化炭素を回収する技術を用いた DAC-U装置の用途を共同開発・検証するために覚書を締結

関連記事

  1. 「web3.0 X メタバース X 未来の衣食住…

    「web3.0 X メタバース X 未来の衣食住のデザイン」ワークショップ…

  2. 第四回 台湾事情【疫病と台湾: 今/昔】/Tai…

    第四回 台湾事情【疫病と台湾: 今/昔】/Taiwan Today 【Epi…

  3. 【4/19開催】第3回シンクタンクユニット研究会…

    ~サントリーホールディングス株式会社チーフデザインオフィサーの水口洋二氏をお…

  4. 九州大学 Kyushu University

    ストックホルム・リエゾンオフィスと連携した学生海…

    ~ ストックホルム・リエゾンオフィスと連携した学生海外派遣実現に向けて ~…

  5. 【令和5年度夏季】九州大学 公開講座(各部局開催…

    ~ 2023年度 夏季九州大学公開講座 ~九州大学では、本学の研究・教育…

  6. 九州大学 Kyushu University

    NEDO委託事業「カーボンリサイクル・次世代火力…

    ~NEDO委託事業「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/カーボン…

  7. 九州大学 Kyushu University

    九州・沖縄地区の11国立大学法人が研究力向上を中…

    ~九州大学と沖縄科学技術大学院大学(OIST)が包括連携協定を締結~ …

  8. サイバーフィジカルシステムを実装する 次世代スマ…

    〜九州大学、ロート製薬、ファーストループテクノロジーの共同〜九州…