増田隆博教授が第20回(令和5(2023)年度)日本学術振興会賞を受賞

~増田隆博教授が第20回(令和5(2023)年度)日本学術振興会賞を受賞受賞されました~

生体防御医学研究所の 増田 隆博 教授が「日本学術振興会賞」受賞者に決定しました。「日本学術振興会賞」は、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるために、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰しその研究意欲を高め研究の発展を支援していく目的で、平成16年度に創設された賞です。

受賞者
増田 隆博(生体防御医学研究所 教授)

研究テーマ
脳内マクロファージの統合的理解に向けた多角的研究

受賞理由
増田隆博氏は、ミクログリアなどの脳内マクロファージの統合的理解に向けた研究に、最新のシングルセルトランスクリプトーム解析やFate-mappingの手法を駆使して取り組み、ミクログリアの時空間的な多様性や可塑性を明らかにするなど、卓越した成果を残している。マウスモデルの解析のみでなく、多発性硬化症や脳腫瘍患者の脳からミクログリアを分取し、その遺伝子発現を解析することで疾患特異的な亜集団の同定に成功するなど、中枢神経疾患領域の研究者に大きなインパクトを与えた。ミクログリア機能の正確な解析を可能とする細胞操作ツールを独自に開発するなど、研究ツールの開発においても先駆的な役割を果たしており、その技術を当該領域の研究者に提供することで領域の発展に大きく貢献した。このように増田氏は、我が国を代表する若手研究者であり、その研究は独創性が高く、創造性をもち、将来、神経科学分野で世界的リーダーの一人になることが期待される。

九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

九州大学病院がQuality Achievements Award 2023を受賞

【1/9開催】第1回高等研究院フォーラム

関連記事

  1. 【11/29開催】第122回アジア・オセアニア研…

    芸術工学研究院 長津 結一郎 准教授九州大学アジア・オセアニア…

  2. ナノメートルサイズのセンサー粒子が細胞間のコミュ…

    細胞間のやり取りを利用して時間的・空間的な細胞情報の推移を取り出すことに成功…

  3. 卵子の染色体は外側ほど気難しい

    -染色体分配の準備に潜む紡錘体内の空間差を発見-農学研究院三品 達平…

  4. 【11/6開催】医療とデザイン・アートの連携が切…

    ~Q-AOSモジュール SDGs特別企画「 医療とデザイン・アートの連携…

  5. 吸血生物マダニの血液を固まらなくする成分の活性化…

    ~ 新しいタイプの血液凝固阻害剤開発の基盤情報 ~ポイント・…

  6. 【9/8オンライン開催】九州大学病院 第6回小児…

    「長期療養中のこどもたちの教育と支援~ICTを活用した教育の現状と展望~」…

  7. 加齢に伴う筋萎縮と柔軟性低下を抑制する抗体を開発…

    治療法の開発による健康寿命の延伸に期待農学研究院辰巳 隆一 教授…

  8. 血球細胞と周囲組織間の酸素輸送動態をシミュレーシ…

    物質輸送現象の解析を可能にする新しい数理基盤の構築工学研究院武石 直…