ヘテロナノグラフェン構造を用いた高効率・狭帯域青色発光体の開発に成功

〜 有機EL材料への実用化を目指す 〜

 茨城大学の吾郷友宏准教授、九州大学の安田琢麿教授、京都大学の時任宣博教授らの研究グループは、硫黄原子を導入した有機ホウ素化合物を活用することで、優れた発光効率と色純度を併せ持つ有機EL用の青色蛍光体の開発に成功しました。今回の成果は、9環縮環ナノグラフェン骨格の適切な位置にホウ素、窒素、硫黄原子を導入することで、発光の狭帯域化と逆項間交差の加速を同時に達成し、青色有機ELの色純度と性能の向上を達成したものです。今後は、開発した青色発光体の有機EL材料への実用化を目指します。

 この成果は、2021年7月15日付でドイツ化学会の雑誌Angewandte Chemie International Editionに速報版(オンライン)として掲載されました。

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プレスリリースをご参照ください。

光照射を用いた超高解像度な遺伝子解析技術の開発に成功

「非排除的な都市化へ向けた新たな取り組み—東アジア大都市圏におけるNPOセクターの地理的視点」(第15回 Q-AOS Brown Bag Seminar Series)

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