「新国富指標」
1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念し、国連では6月5日を「世界環境の日」と定めています。この日に合わせ、今回世界環境の日のホスト国であるパキスタンがSDGs報告書「パキスタンの新国富:自然資本と再生への投資(Inclusive Wealth of Pakistan: The Case for Investing in Natural Capital and Restoration)」を発表しました。これは都市研究センター長、馬奈木俊介 主幹教授が代表執筆したもので、同センターが研究を進めている「新国富指標」を活用し、パキスタンの自然資本はじめ、富の価値を分析・評価しています。「新国富指標」はSDGsに関する取組を総合的に評価する方法として国連環境計画(UNEP)が推進しており、この報告書はUNEPおよび九州大学発の報告書でもあります。