法哲学、情報工学、労働法の専門家が一堂に会し、アルゴリズム管理がもたらす新たな課題と可能性について、学際的な議論を展開します
近年、AI・アルゴリズムによる労働者管理が職場に急速に導入され、従来の労働法制度や労使関係に大きな変革をもたらしています。本シンポジウムでは、特に職場におけるコントロール(指揮命令)の変容に焦点を当て、英国、EUと日本の比較分析を通じて、労働者の権利や労働組合の機能への影響を検討します。また、アルゴリズムの専門家でもある九州大学の東藤大樹先生(システム情報科学研究院)と慶應義塾大学の大屋雄裕先生(法哲学)により、アルゴリズムによる人間の管理技術と法制度との根源的な接続不良の具体的な内容が示されます。
このように、法哲学、情報工学、労働法の専門家が一堂に会し、アルゴリズム管理がもたらす新たな課題と可能性について、学際的な議論を展開します。英国からはUniversity College LondonのNicola Countouris教授、Trade Union CongressのMary Towers氏をお迎えし、EU・英国における最新の議論動向についてご報告いただきます。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
チラシ(別タブで開きます)

<共催>人社系協働研究・教育コモンズ(※)
※人文社会科学系4部局「人文科学研究院」「人間環境学研究院」「法学研究院」「経済学研究院」は、教育活動及び研究活動における連携を企画し管理運営していくために「人社系協働研究・教育コモンズ」を設けて活動しています。
対 象:一般向け、在学生・教職員向け、その他
日 時:2025.03.14(金)09:45~16:35
場 所:九州大学伊都キャンパス
九州大学伊都キャンパス イーストゾーン 大講義室Ⅱ/オンライン
言 語:英語(通訳はありません)
定 員:なし
参加費:無料
申込方法
事前申し込みの必要あり
https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/co-sponsored/250314_EmploymentLaw.html
申込受付期間
2025.01.23(木)-2025.03.03(月)
お問合せ先
担当:JSPS科学研究費助成事業「AIエージェントと協働する人間の『働き方』と法規制の基礎的研究」
ホームページ
https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/co-sponsored/250314_EmploymentLaw.html
九州大学ホームページもあわせてご参照ください。