~多様性がみちびく私たちの未来とは? ~
![ポスター画像](https://sdgs.kyushu-u.ac.jp/kanri/wp-content/uploads/2024/06/20240707Kyushu-u_EVENT_J.jpg)
対 象:一般向け、高校生向け、小・中学生向け、在学生・教職員向け
言 語:和英のバイリンガルイベント
日 時:2024.07.07(日)13:00~2024.07.07(日)16:30
場 所:福岡市博物館
福岡市早良区百道浜3丁目1-1 ★MAP
定 員:先着120名
※定員まで達していない場合当日参加可能
参加費:無料
詳細
≪日程≫
各トーク15分+Q&A10分
12:00-13:00 開場
13:00-13:10 開会の挨拶
13:10-13:35 瀬口典子特任研究者(英語)
13:35-14:00 須山幹太教授(日本語)
14:00-14:10 休憩
14:10-14:35 木下博子准教授(日本語)
14:35-15:00 学生団体「いと」〜Italento〜
15:00-16:00 フリーグループディスカッション
16:00-16:20 閉会の挨拶
≪発表者≫
「人種概念の問題点と日本における人種差別」
瀬口典子特任研究者(比較社会文化研究院 )
17世紀以来、人の多様性は皮膚色や身体的特徴を基に簡略化され、人種というカテゴリーに分類されました。しかし、人種の概念は生物学的根拠を持たず、社会的に構築されたものです。人種概念は植民地主化や奴隷制を正当化するために使用され、今日でも人種差別は継続しています。日本でも人種の概念は受け入れられ、特にメディアで使用されています。しかし、日本では人種差別についての議論は行われていません。日本でも人種差別の存在を認識し、それに対応することは非常に重要です。
「ゲノムから見たヒトの多様性」
須山幹太教授(生体防御医学研究所 附属システム免疫学統合研究センター)
「蛙の子は蛙」という言葉が示すように、子供は親に似ています。これは、遺伝的に近いからです。一方、世界各地を見てみると、それぞれの土地には肌や目の色、髪質が異なる様々な人々が存在します。今では各個人について、ヒトの遺伝情報の総体であるゲノムが簡単に調べられるようになりました。ゲノムからわかるヒトの多様性や病気について考えてみましょう。
「宗教的多様性と多文化共生社会に向けて」
木下博子准教授(留学生センター)
世界のムスリム人口は、2050年には世界総人口の約30%を占めるようになると言われています。今後、日本にも多くのムスリムがやってくると予想され、日本社会はますます多様化するでしょう。異なる信仰をもつ人々と、どのように共生していくのか。共生のために宗教的多様性をどう理解すべきなのか、一緒に学びましょう。
「生物多様性と私たち 〜もしも虫がいなくなったら〜」
学生劇団「いと」~Italento~
生物は多様です。特に虫は種類が多く、全生物種の50%以上を占めます。虫たちの仕事も多様です。花を咲かせたり、農業を守ったり、ウンチを分解したり、ご飯になったり… 私たちは虫たちに支えられて生きています。にも関わらず、私たちは1度でも虫たちに感謝したことはあったでしょうか?虫がいなくなったら、私たちの生活はどうなるのでしょうか?普段は「いるだけ」の隣人たちの世界を、一緒に覗いてみたいと思います。
≪司会≫
許斐 ナタリー教授(国際戦略企画室)
≪モデレーター≫
ローレンス ヨハン教授(共創学部)
申込み方法
事前申し込みの必要あり
https://forms.office.com/r/XyDSgA94G8
申込受付期間
2024.06.04(火)-2024.07.04(木)
お問合せ先
担当:九州大学総務部広報課
電話:092-802-2131
Mail:sysintlkh★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
住所:福岡市西区元岡744
ホームページ
https://forms.office.com/r/XyDSgA94G8
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