遠隔操作オール電動草刈ロボットの実証実験を九大伊都キャンパスで実施

環境に優しく、安全で快適に作業できる遠隔操作電動草刈機

2024年度に九州大学農学部附属農場にて実施した実証実験*を経て改良された電動ラジコン草刈ロボット「ユニモアーズmodel-S」の遠隔操作化に関する実証実験を、2025年度も九州大学伊都キャンパスで行います。
ユニモワーズmodel-Sは、クローラー駆動により急傾斜地(最大傾斜:45度)や走行障害の多い地面の草刈りをラジコンで安全で静かに操作できる電動草刈機です。本実験では、遠隔操作による草刈作業の操作性や効率を検証します。
2024年5月20日プレスリリース記事

背景

草刈りは、農業や緑地管理に欠かせない作業ですが、危険かつ重労働であるため、ロボット化が望まれています。現在、草刈機の大半はガソリンエンジン式ですが、農業機械でも脱炭素化が進められており、アメリカではガソリンエンジン式草刈機の規制が増加しつつあります。
ユニック社製電動ラジコン草刈ロボットは、完全電動式のため軽量であり、ラジコン操作により安全かつ容易に扱うことができ、さらに草刈作業の脱炭素化にも貢献します。2024年度に九州大学で実施した実証実験に基づいて改良した「ユニモアーズmodel-S」は、性能を大幅に向上させることができました(静音性70dB、1回の充電で4~7時間の作業が可能、草の負荷に連動した速度制御等)。

意義

温暖化に伴い、ラジコン操作であっても、野外での草刈作業は極めて困難になりました。そこで、ユニモアーズmodel-S本体に装着したカメラ映像を見ながら、車内・室内から遠隔操作で安全に快適に草刈りを実施できることは、草刈作業の労働環境の改善に貢献します。

デモ

情報交換会およびデモンストレーションを以下の通り開催いたしますので奮ってご参加ください。
日時:2025年8月4日(月)13:30~16:00
場所:九州大学伊都キャンパスウエスト5号館講義室(2階222号室)および近傍法面等
※参加・取材をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

・本件の詳細はこちら

研究者からひとこと

傾斜面における草刈作業は重労働かつ危険を伴います。また、夏場の作業は熱中症リスクも高く、自動化が求められています。草刈ロボットはこれらの問題を解決するものです。本機は完全電動式で軽量、低騒音で、遠隔で操作が可能です。実証実験を通じて更なる性能の向上を目指しています。

お問い合わせ

大学院農学研究院 光岡宗司 准教授
電話:092-802-4634
Mail:mitsuoka.muneshi.583★m.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

九州大学ホームページもご参照ください。

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