安達千波矢主幹教授が紫綬褒章を受章

~安達千波矢主幹教授が紫綬褒章を受章されました~

安達教授は株式会社リコー化成品技術研究所研究員、信州大学繊維学部助手、プリンストン大学Center for Photonics and Optoelectronic Materials 研究員、千歳科学技術大学光科学部学部助教授、同大学光科学部教授を経て、平成17年10月に本学未来化学創造センター教授に就任、その後、同22年4月に本学大学院工学研究院教授に就任しました。 

また、平成22年5月には本学主幹教授の称号を授与され、同24年4月に最先端有機光エレクトロニクス研究センター長、同25年2月に分子システムデバイス国際リーダー教育センター長、同31年4月に分子システムデバイス産学連携教育研究センター長に就任しています。

安達教授は、永年にわたって、応用化学の教育、研究に努められ、携帯電話や大型薄型TVに幅広く実用化されているOLED(有機EL)の研究開発に一貫して取り組み、当該研究分野で世界を牽引する研究成果を挙げてきました。

特に、黎明期における世界初の電子輸送材料の発見によるOLED の基本構造の構築、熱活性化遅延蛍光(TADF:Thermally activated delayed fluorescence)技術の開拓は特筆すべき研究業績であり、材料化学、光化学、物性物理の学理の深化とともに、実社会におけるディスプレイ産業の振興にも多大な貢献を果たしたことなどが高く評価されました。

九州大学ホームページも併せてご参照ください。

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