サイバーフィジカルシステムを実装する 次世代スマート工場をグループ全体に適用

〜九州大学、ロート製薬、ファーストループテクノロジーの共同〜

九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 藤澤研究室(教授:藤澤克樹、以下、九大)とロート製薬株式会社(社長:杉本雅史、以下、ロート製薬)及びファーストループテクノロジー株式会社(社長:福永哲雄、以下、FLT)の3社は、2022年6月よりサイバーフィジカルシステム:Cyber Physical System(以下、CPS)※1を実装するロート製薬グループ全体のスマート工場化の取り組みを開始しました。

九大およびFLTの知見を活かし、まずロート製薬のマザー工場である上野テクノセンターにてCPSを実装させ、今後はそれをロートグループすべての工場に取り入れ、工場のスマート化を実現させてまいります。目薬などの無菌製造工程に加え、新規事業で取り組んでいる再生医療・細胞培養、創薬・発酵技術、植物・食品などのバイオ分野におけるCPSの適用の可能性は大きいものと考えております。
具体的には、IoTやセンサ技術を活用して、ヒトやモノ、プロセスを可視化、データ化したものを蓄積し、AI、ディープラーニングによって作業や動線、ライン配置、負荷シミュレーションを行います。つまり、現実空間で収集され、仮想空間で蓄積・分析されたデータから最適化された生産プロセスが提案され、それを現実空間で活用するというサイクルを行うことで、生産性の向上が期待できます。
その結果、工場で働く人はもちろん、調達・製造・管理・配送・販売のサプライチェーン全体に関わる会社の方々、製品やサービスをご利用いただくお客様のウェルビーイングの向上に繋げてまいります。

用語解説

※1:CPSとは、フィジカル空間(現実空間)にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバー空間(仮想空間)で大規模データ処理技術等を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、 産業の活性化や社会問題の解決を図っていく仕組みです。

九州大学ホームページも併せてご参照ください。

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