工学研究院・安達千波矢教授がフランス・CNRSアンバサダーに任命

~ 工学研究院・安達千波矢主幹教授がフランス・CNRSアンバサダーに任命されました~

 工学研究院・安達千波矢主幹教授(最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)センター長)は、1939年に設立されたフランス最大の基礎科学研究機関であるフランス国立科学研究センター(CNRS)の2024年フェロー・アンバサダーに任命されました。

 CNRSは、2023年に「CNRSフェロー・アンバサダー」の称号制度を創設しました。8つの科学分野から世界で1名ずつアンバサダーを任命しており、今回安達教授は化学分野で選出されています。任命期間は3年間で、フランスの1つまたは複数の研究所で3年間、少なくとも年に1ヶ月招聘され、フランスの研究者と交流するほか、特に若手研究者や博士課程の学生の指導にあたるなど、フランスと日本の国際的な科学的交流の懸け橋となることを期待されています。

 OPERAとCNRSは、これまで長年にわたり共同研究・人的交流を行ってきており、2023年には協働で国際共同研究加速基金(国際先導研究)に採択されています。

 今後、OPERAとCNRSはフランスと福岡の有機エレクトロニクス研究の基盤形成を目指し、2025年にCNRS International Research Laboratory(CNRSサテライト)をOPERAに設置することを視野に入れ、更なる連携強化を予定しています。

 
 九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

水素の電子を常温で抽出・貯蔵して、必要な時に有機合成に利用

【4/10開催】第136回アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)Brown Bag Seminar Series「アジアの都市における低排出開発戦略の共有利益 双方にとって有利な解決策」

関連記事

  1. 《5/17-6/15開催》九州大学総合研究博物館…

    ~博物の森で遊ぼう~いつもは見られないエリアを一挙公開!九州大学…

  2. 遠隔操作オール電動草刈ロボットの実証実験を九大伊…

    環境に優しく、安全で快適に作業できる遠隔操作電動草刈機2024年度に九州…

  3. 【3/12~3/17開催】『2023アジアデジタ…

    『2023アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA』の受賞作品展を開催しま…

  4. 次世代有機LED材料の電子の動きを直接観察するこ…

    ~発光効率低下の原因を解明~ 有機LED(OLED)は、次世代のディ…

  5. 九州大学が「令和6年度福岡市血液事業功労者」とし…

    ~九州大学は、福岡市献血推進協議会より「令和6年度福岡市血液事業功労者」とし…

  6. ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分…

    ~「女性活躍指標に基づく女性研究者活躍促進に関する国際調査」~ …

  7. 「富岳」で高速電波バーストの再現に成功

    ~ 宇宙最大の電波爆発の起源に迫る ~概要 京都大学基礎物理…

  8. 炭素質小惑星(162173)リュウグウの試料中の…

    ~「砂の物質分析チーム」の論文が「Nature Astronomy」に掲載さ…