工学研究院の安達千波矢教授がThe Society for Information Display(SID)学会「The Jan Rajchman Prize」を受賞

~工学研究院・安達千波矢主幹教授は、The Society for Information Display(SID)学会「The Jan Rajchman Prize」の受賞が決まりました。~
本賞は、1962年に設立された世界最大の電子ディスプレイに関する学会であるSIDより電子ディスプレイ技術への顕著な科学的または技術的貢献に対して贈られる賞です。この賞は、その分野において画期的な技術開発と認められたものに加え、学術的な功績も対象となります。

今回、安達教授は高効率有機ELディスプレイを可能にする熱活性化遅延蛍光(TADF)分子の研究で先駆的な功績を残したとして、ヤン・ライヒマン賞(Jan Rajchman Prize)のディスプレイ部門を受賞しました。

安達教授は、有機EL(OLED)が広く知られるようになる遥か以前から一貫して有機ELの研究に携わってきました。また、産業界のみならず、有機電荷移動(CT)状態という有機材料特有のエネルギー構造を解明し、デバイスの性能向上に重要な役割を果たすことを明らかにし、分子材料の開発やデバイス工学への学術的深化へも大きな影響を与えています。

なお、授賞式は令和7年5月11日~5月16日、米国カリフォルニア州サンノゼにて開催されるSID Display Weekにて開催されます。
https://sid.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/msid.1560

ポスター画像

九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

《4/25開催》Qst Lounge#5「縄文研究からみた弥生のはじまり~文化の伝播・受容・拒絶~」

人工進化が生んだ超高親和性RNA–タンパク質ペアの構造基盤解明

関連記事

  1. 《7/23-7/29開催》Study Group…

    >SGW2025は産学連携や数学と異分野との関連を学び取るための貴重かつ絶好…

  2. ナチュラルキラーT(NKT)細胞を活性化する自己…

    〜新たながん免疫療法への応用に期待〜生体防御医学研究所和泉 自泰 准…

  3. カーボンナノチューブの近赤外発光の波長制御・高機…

    ~ バイオイメージングや先端光科学技術の開発に期待~ポイント・化…

  4. ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発

    〜 トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ 〜ポイント・…

  5. 九大OIP株式会社が6月より本格稼働

    ~産学官連携業務を拡大~ 国立大学法人九州大学(以下「本学」という。…

  6. 九州大学 Kyushu University

    スーパーコンピュータ「富岳」が Graph500…

    〜ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析で最高レベルの評価九州…

  7. 励起状態における対称性の破れが光物理特性を制御

    ~ヤーン・テラー歪みによる励起状態の局在化を10フェムト秒の超高速分光で観測…

  8. 人工知能であらゆる疾患の治療薬を見つける方法を開…

    〜 新型コロナウイルス(含デルタ株)治療薬候補の発見に成功 〜 ※注…