第4回 ソウル大学とのジョイントシンポジウムを対面で開催

~ The 4th SNU-KYUSHU JOINT SYMPOSIUM ~

令和5(2023)年9月14日(木)、本学の重要なパートナー校である韓国・ソウル大学校(Seoul National University: SNU)と共同で「The 4th SNU-KYUSHU JOINT SYMPOSIUM」をSNUの冠岳キャンパスで開催しました。この取組は、2019年11月に、両大学が今後も重要なパートナー大学として年に一度のジョイントシンポジウムの開催などを通じてつながりを深めていくことに合意したもので、2020年9月に第1回、2021年6月に第2回をオンラインで、2022年9月に第3回を初のオンサイトで開催しました。今回は60名以上の参加があり、両大学間の交流を一層深める重要な機会となりました。
シンポジウムは、SNUのSeong Kyu, Kim 理事と本学石橋総長の挨拶で幕を開け、両大学の交流の一層の発展に向けた熱い思いが述べられました。そして、このセッションでは、SNUのSungroh Yoon教授から「AI: The Current State of the Art and Collaboration Frontiers」を演題として、本学のDanilo Vasconcellos Vargas准教授からは「Unleashing Intelligence: Exploring New Horizons for Natural and Synthetic Minds」を演題としてそれぞれ基調講演を行いました。
また、同日午後には、本学とSNU研究者の統括により、3つのサテライトセッションが開催されました。

AI for a Sustainable Future: Advancements and Challenges
代表:農学研究院 岡安 崇史 教授
   総合理工学研究院 Md Rauf Ul Karim, Khan 助教
AI and Human-Centric Innovation: Shaping the Future Together
代表:医学研究院 有村 秀孝 教授
AI Ethics and Responsible Innovation: Shaping a Trustworthy Future
代表:法学研究院 八並 廉 准教授
   システム情報科学研究院 櫻井 幸一 教授
さらに、同日午後に職員交流セッションも実施し、両校の国際担当職員が、
①International Education/Partnership
②International Scholarships
の2つのテーマに分かれ、プレゼンテーションを行いました。
シンポジウム前日には、両大学の執行部が会談を行い、今後の更なる交流について活発な意見交換がなされました。

なお、本シンポジウムは、次回2024年に本学がホスト校となり第5回の開催を予定しています。
The 4th SNU-KYUSHU JOINT SYMPOSIUM

九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

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