〜プロジェクト「海岸・美術史の共有と分断」~
概要
2023年4月1日、九州大学はゲティ財団基金より、プロジェクト「海岸・美術史の共有と分断:『東アジア地中海』地域におけるヒト、モノ、と思想の移動と交流」に対する助成を受給することが決定しました。なお、ゲティ財団基金から助成を獲得した大学は、九州大学が日本初となります。
ゲティ財団は美術史研究を支援する、美術・芸術界において世界一大きな財団です。ゲティ美術館、ゲティ学術研究所、ゲティ文化財保存修復研究所の三機関があります。
プロジェクト・リーダーを務めるのは、九州大学人文科学研究院哲学部門広人文学講座のシュヴァイツァー・アントン教授とヤン・ユー講師。世界に九州大学の「国際化」を発信すべく、今年10月から世界の有名学者・学芸員・アーティストの講演、ワークショップなど研究イベントを行います。また、世界中の東アジア学の新鋭若手研究者が集結し、「東アジア地中海」地域(一年目は九州・ソウル・釜山、二年目は九州・沖縄・台北)の視察ゼミを開催し、現地との研究交流・討論を深めることで、次世代の東アジア美術史の展望を構築します。
10月26日には、プロジェクトの開始を記念してオープニング・イベントを開催します。ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
お問合せ
人文科学研究院 シュヴァイツァー・アントン 教授
電話:092-802-5044
Mail:schweizer★lit.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細
九州大学ホームページもあわせてご参照ください。