熱帯農学研究センター国際開発部門
准教授 百村 帝彦
新型コロナウイルス感染症が世界各地で大流行してから約1年が経過しました。この間、世界中の多くの人々に様々な影響を与え、私たちの生活様式も大きく変化しました。新型コロナウィルスの影響による各地の影響も少しずつ分かってきており、アジア諸国の人々の生活への影響についても一部報道されるようになりました。
しかし、熱帯アジア諸国の大学のコミュニティがどのような影響を受けたのか、またそのような中で学生の生活や教員の研究・教育がどのように変化し、どのようコロナと闘っておられたのかについては、まだ十分な情報が得られていない状況です。とくに農林学系の大学では実験、実習、そして農村地域へのフィールドワークもあり、教育・研究の実施には様々な試行錯誤があったと考えられます。
そこで、新型コロナウィルス感染症の流行のもと、熱帯アジア諸国の農林学系大学の教員や学生の生活、教育、研究はどのように変化したのかについて、ベトナム、ラオス、バングラディシュの3か国の大学教員から話題提供をしていただくウェビナーを開催いたします。また近い将来に到達するであろうポストコロナへの道筋についても検討をしたいと考えております。
大学製作のフェイスシールドを医局へ贈呈©バングラディシュ農業大学
新型コロナウィルス感染症予防のためのキャンペーン©ベトナム国立農業大学
【申込方法】
1.下記のリンクをクリックしていただき、必要事項をご記入の上お申し込みください。
申し込み用リンク
2.メールアドレスに参加用Zoomリンクをお送り致します
3.ウェビナー当日、リンクをクリックし、ウエビナーにご参加ください
【プログラム】
■司会 百村帝彦(九州大学熱帯農学研究センター)
〇開会
〇Case study in Vietnam
Prof. Pham Van Cuong (ベトナム国立農業大学 副学長)
〇Case Study in Laos
サイカム・ブッタボング (ラオス国立大学農学部林学科 講師)
〇Case Study in Bangladesh
カジ・カムラル・イスラム
(バングラディシュ農業大学農学部アグロフォレストリー学科 教授)
〇パネルディスカッション
-新型コロナ感染症で学生の教育にどのような影響があり、学生はどう対応したのか?
-新型コロナ感染症で教員の研究と教育にはどのような影響があったのか?
〇閉会:緒方一夫(九州大学熱帯農学研究センター・センター長)
イベントに関するURL
チームメンバー
- 熱帯農学研究センター, センター長/教授, 緒方 一夫
- 熱帯農学研究センター, 助教, 尾崎 彰則
共同実施機関等
共同実施機関
ベトナム国立農業大学、バングラディシュ農業大学、ラオス国立大学林学部
後援
日本熱帯生態学会(JASTE)、日本熱帯農業学会(JSTA)、農学知的支援ネットワーク(JISNAS)
問合せ先
[Contact] 百村 帝彦
[Tell] 092-802-4833
[E-mail] ita-lab★agr.kyushu-u.ac.jp
※★を@に変えてください。