九州大学人社系協働研究・教育コモンズ オムニバスセッション「知の形成史 #5」
しかし、それぞれの研究領域は、初めから現在の形で個別に独立して存在していたものではありませんでした。
そこには少なからず、人々の知的好奇心に導かれながらも、時代の移ろいや、それにともなう社会の要求にも応答して分化してきた経緯があります。
本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来いできはじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。第五回目は人間環境学研究院から、前原志保先生をお呼びして、台湾のお話をお伺いしていきます。
チラシ(別タブで開きます)
※本企画は、Kyushu University Asia Week 2022の一環として開催します。
主催:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ※
※人文社会科学系4部局「人文科学研究院」「人間環境学研究院」「法学研究院」「経済学研究院」は、教育活動及び研究活動における連携を企画し管理運営していくために「人社系協働研究・教育コモンズ」を設けて活動しています。
イベント内容
開催日時:2022.11.11 (金) 16:40 ~ 2022.11.11 (金) 18:10
開催場所:伊都キャンパス、キャンパス外
会場名: 九州大学伊都キャンパス E-A-239会議室ならびにオンライン会議形式(Zoom)のハイブリッド開催
定 員: なし ※ 対面の定員は50名
参加費: 無料
講演者:前原 志保(人間環境学研究院 助教)
地域研究のススメ:台湾という「場」のおもしろさ
子供の頃、政治家の自伝を読むのが大好きで日本の大学の政治学部に進学しようと思っていた研究者が、ご縁がありカナダの大学に進学したことで中国、台湾地域研究に出会い、その後イギリス、台湾の大学院という場所を経て台湾の政治(政治家)、ナショナル・アイデンティティ、ジェンダー研究にたどり着いたという経過と台湾という「場」を研究する面白さ、そして2017年からスタートし、現在六年目をむかえた九州大学台湾スタディーズのこれまでの取り組みについてお話しできればと思います。
聞き手:中島琢磨(法学研究院 准教授)
司 会:蛭沼芽衣(人文科学研究院 助教)
お申込
事前申し込みの必要あり
※下記URLへアクセスのうえ、事前参加申込をお願いします。
https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=iV9x12qT90q7daV6yZZG-oNiPOPoyS9IqCOUL_BId8BUMTVNNTZFWk9XV0ROMjdONEdUQVRDQVFSQS4u
お問い合わせ
担当:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ
Mail:enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
ホームページ:http://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/
九州大学ホームページもあわせてご参照ください。