~米国ジョージア大学農業環境科学部との国際共修プログラムを開催~
5月19日から22日にかけて、九州大学農学部と米国ジョージア大学農業環境科学部による国際共修プログラムが開催されました。
本プログラムは、世界の食料生産現場を学ぶことを目的としており、3月には九大農学部の学生10名が米国を訪問し、5月にはジョージア大学の学生12名が日本を訪問するという一体化したプログラムです。
農学部の国際的な取組み
今回、九州大学農学部と米国ジョージア大学農業環境科学部が協力し、初めて両国での研修を含む双方向性の国際プログラムを実施し、大きな成果を得ることができました。
今後もこのような双方向性の国際プログラムを企画していく予定です。
実施内容
受け入れプログラムでは、ジョージア大学の学生たちはまず東京、京都、広島の大都市を訪れた後、世界農業遺産に認定されている宇佐市で九州大学の学生達と合流しました。宇佐市では、市の全面的な協力の下、日本の農業の現状や課題、そしてグリーンツーリズムの展開について、畜産農家や農業ステーションの訪問、農泊、地域住民との交流を通じて学びました。最終日には、これまでの学びと経験を市役所で発表しました。
今回のプログラムは、ジョージア大学と九州大学の学生にとって、米国と日本の地域文化に触れる貴重な機会となりました。今後も地域社会との連携による国際的な共修活動を続けることで、学生たちの視野が広がり、地域社会を含めた異文化理解が一層深まることが期待されます。
参加者のコメント
日本の良いところがたくさん残っている宇佐市をジョージア大学の学生と回ったのはかけがえのない思い出です。(農学部4年生)