芸術工学研究院デザイン人間科学部門
村木 里志 教授
新型コロナウィルスの拡大を受け、withコロナの時代における新しい教育手法・コミュケーションのあり方、発信の仕方を実験・探求する必要がある。しかし、現状では、これまでの対面授業の代替策として遠隔ビデオ会議を使った講義が行われており、これからの時代に即した教育方法を提示できていない。
そこで、 芸工インターナショナルオフィスが中心となり、国際化推進事業の一つとして、留学生が英語で単位を取れる科目を新設する。この科目では、オンラインとオフラインを併用した新しい授業モデルを構築する。具体的な授業内容は、今秋新設する臨時開設科目「デザインと日本」で試行する。この授業は、多岐にわたる専門分野から日本のデザインを学ぶオムニバス形式の授業で、講義は全て英語で実施する。この授業の目的は、海外からの学生が日本のデザインを多方面から学ぶこと、もう一つは、留学に興味のある九大学生が英語で受講し、留学生と交流することで、国際的視野を広げることである。
芸工は他学部同様、中国からの留学生が大多数を占めるが、他のアジア地域からの学生も少なくないため、英語授業の新設は、今後芸工の国際化を推進するために大変有効である。
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府
チームメンバー
芸術工学研究院 池田 美奈子 准教授
芸術工学研究院(インターナショナルオフィス) 下村 萌 助教
芸術工学研究院(インターナショナルオフィス) 江島 淳子 事務補佐員
問い合わせ先
[担当者] 下村 萌
[電 話] 092-553-465
[E-mail] shimomur★design.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
イベント
デザインと日本 NEW
※プログラムは都合により変更になる場合があります。
開催日 | 2020年9月1日〜9月11日 |
会場 | オンライン |
[概 要]
2020年度後期から新たに始まる授業「デザインと日本」は、九州大学芸術工学府・芸術工学部への留学生
および在校生向けに開講する臨時開設科目です。建築、音、アート、メディアなど毎回異なる専門分野の
教員が、それぞれの切り口で日本のデザインを紹介します。
この授業の一部として「日本におけるポスト人間中心デザイン」をテーマにした芸工教員とデザインの
専門家による対談動画をAsia Week開催に合わせてオンラインで公開します。コンテンツは全て英語です。
10月に実施する授業の一部を紹介しますので、アジア諸国など海外から芸工への留学を希望する方は、
ぜひ芸工で学べることの一端をご覧ください。
なお、後期の授業履修者は事前にこの動画コンテンツを視聴し、授業当日は動画コンテンツからの学びを
ディスカッションします。
[関連サイト]
KID NEXT: https://www.kidnext.design.kyushu-u.ac.jp/?lang=ja
Geiko Global http://www.gg.design.kyushu-u.ac.jp/
[参加登録方法]
本特設サイト、芸工のKID NEXT Webサイトまたは芸工公式Youtubeチャンネルからいつでも視聴可能
Design in Japan: Post Human Centred Design in the Japanese context〔9月1日~11日〕
https://www.design.kyushu-u.ac.jp/topics/7528/
デザインと日本〔10月7日~12月23日〕
https://www.kidnext.design.kyushu-u.ac.jp/4920?lang=ja
[問い合わせ先]
[担者] 芸工インターナショナルオフィス
[E-mail] intl-ofc★design.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。