地磁気逆転史に「未発見の逆転」が潜む証拠

―高分解能調査が必要な時代を統計解析で可視化―

比較社会文化研究院
吉村 由多加 特別研究員(学振)

概要

国立極地研究所の吉村由多加特任研究員(研究当時)、国立極地研究所/総合研究大学院大学の藤井昌和助教、統計数理研究所/総合研究大学院大学の日野英逸教授、赤穗昭太郎特任教授、栗木哲特任教授らを中心とする研究グループは、過去1億5500万年間の地磁気逆転史を統計解析することで、「未発見の逆転」が潜んでいる証拠を発見しました。本成果によって、「未発見の逆転」が潜む可能性のある時代の海底や陸上露頭での高分解能な古地磁気観測が必要であることが示唆されました。今後は、地球磁場の長期的な振る舞いの理解や、地球内部変動の歴史を復元する精度の向上が期待されます。
 本研究成果は2月23日に学術誌『Geophysical Research Letters』に掲載されました。

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