通勤にE-BIKEを使用し2型糖尿病の血糖改善効果の実証実験を開始

自転車通勤で糖尿病の改善を促進!

九州大学キャンパスライフ・健康支援センターでは、通勤手段としてE-BIKE を導入することによる2型糖尿病の血糖改善効果の実証実験を行います。E-BIKEとは、踏み込み強度を効率的にフィードバックするアシスト制御機能が付いた高機能電動アシスト自転車です。この研究は、本学と(株)raiseとの共同研究で、福岡市実証実験フルサポート事業に採択されました。対象者は、本学伊都キャンパス勤務教職員および福岡市職員のうち、2型糖尿病で治療中の方です。本研究では、参加者にE-BIKEを無償で貸与し、血糖の状態などを毎月ご報告いただき、糖尿病の改善効果を検証します。

背景

2型糖尿病の治療においては、食事療法と並んで運動療法が重要です。多忙な生活の中で運動のための時間の創出は困難ですが、通勤に運動を取り入れることで、継続的な運動習慣を確立できる可能性があります。

意義

E-BIKE は、本体と携帯端末をBluetoothで接続し、専用のアプリケーションを用いることで運動強度をモニタリングすることが可能です。この機能により無理なく安全に、継続的に運動療法を行うことができます。運動療法は血糖だけでなく、血圧や脂質などの改善効果も期待されます。個人の健康度が上がることで労働生産性の向上が期待でき、ひいては職場の健康経営にも繋がる可能性があります。

研究者からひとこと

糖尿病の治療は長期に渡るため、治療のモチベーション維持が困難なことがあります。E-BIKE を用いた通勤で日常生活に無理なく運動を取り入れることで、長期的に運動習慣を続けることができ、血糖コントロールに好影響を与えることが期待されます。

プレスリリース全文はこちら

お問い合わせ

キャンパスライフ・健康支援センター 山本 紀子 准教授
電話:092-802-5124
Mail:mtbooksn★chc.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

【6/20,7/16,8/22,9/10開催】25卒「就活リスタート説明会&なんでも相談会」開催のお知らせ

カオス軌道を用いた地球–月系における探査機の軌道設計に成功

関連記事

  1. 【学内向け】日本医療研究開発機構 九州大学 A…

    【学内向け】日本医療研究開発機構 九州大学  AMED-CREST, PRI…

  2. 《11/2-11/9》Asia Week 202…

    2025年のテーマは「Building Bridges in Asia an…

  3. 第19回市民公開講座「親と子の健康を守る~安心・…

    第19回市民公開講座「親と子の健康を守る~安心・安全な子育てに向けて~」…

  4. 【6/14開催】第102回サイエンスカフェ@ふく…

    ~「本当のところ、日本の医療ってどうなの?〜世界からみた日本の医療〜」~…

  5. 手足をつくる四肢前駆細胞を産むリプログラミング法…

    ~ 四肢欠損治療技術開発への光明となる可能性大 ~ポイント・…

  6. 藤木幸夫名誉教授 日本学士院賞受賞者に決定

    藤木幸夫名誉教授が「日本学士院賞受賞者」に選ばれました大学院理学…

  7. 九州・沖縄地域小児がん医療提供体制協議会「市民公…

    小児がん経験者からのメッセージ九州大学病院は小児がんに関する啓発活動…

  8. 花粉化石により地層の年代測定に成功!新型セルソー…

    -マイクロ流体工学の視点から古生物学に貢献- 九州大学大学院工学研究…