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研究・教育に活かすディベート講座

研究・教育に活かすディベート講座

研究には、それぞれの研究分野に特化した知識・洞察力・検証力だけでなく、論理構成力や批判的思考力、プレゼンテーションが必要とされています。現状の大学・大学院教育では、個別分野に特化した研究能力の育成がはかられる一方、汎用的な思考スキルの教育は少なくとも体系的には行われていません。とりわけ、社会との連携が緊密化し、近年研究の対象が複合化・多様化・国際化するなかで、分野外・専門外の人々にわかりやすく自己の意見を伝え、議論するための能力は不可欠であると言えます。本講座では、ディベート活動を通じた汎用的な議論能力の育成、それらを念頭に置いた研究・教育の進め方について専門家・経験者を招いて議論していきたいと思います。

内容

開催日時 :2022.03.26 (土) 14:00 ~ 16:00
開催場所 :キャンパス外 ※オンライン
定 員: なし
参加費: 無料

【概要】
1.冒頭ご挨拶 10分
2.ディベート入門 15分
3.ディベートと研究者育成 10分
4.ディベートとSDGs 10分
5.情報リテラシー 10分
6.パネルディスカッション 50分
【登壇者・パネリスト】
中川智皓(なかがわ・ちひろ)
大阪府立大学工学研究科機械工学分野准教授。専門は機械力学。学生時代に、東京大学英語ディベート部を設立。一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)代表理事。『授業でできる即興型英語ディベート』(パーラメンタリーディベート人材育成協会)著者。
加藤彰(かとう・あきら)
九州大学学術研究者/非常勤講師。日本高校生パーラメンタリーディベート連盟四国・九州代表。ディベート教育国際研究会役員。東京大学英語ディベート部元代表。全国大会優勝。日本人初の高校/大学両方の世界大会招聘審査員。『即興型ディベートの教科書』(Amazonベストセラー)著者。
安本志帆(やすもと・しほ)
幼稚園教諭。みんなの哲学CLAFA代表。未来の体育を構想するプロジェクト理事。小中高大学の授業や美術館での対話実践のほか、精神障害、発達障害当事者、不登校当事者とその家族との哲学実践も継続しておこなう。『こどもと大人のてつがくじかん』(Landschaft)共著者。
宇野毅明(うの・たけあき)
国立情報学研究所・情報学プリンシプル系教授。テキスト・ゲノム・Webネットワークなどに対するデータ解析やデータマイニングのアルゴリズムの研究が専門。企業との共同研究を積極的に行い、思考のための道場、「未来研究トーク」の運営に携わるなどアクティブに活動を広げる。
大賀哲(おおが・とおる)
九州大学大学院法学研究院・准教授。専門は政治学。日本科学振興協会(JAAS)理事・社会連携WG教育プログラムユニット・リーダー。全国教室ディベート連盟(NADE)理事・九州支部長。アカデミック・ライティングや研究能力育成にディベートや議論教育の要素を組み込んだ教育手法の開発や授業実践に取り組んでいる。

申し込み

事前申し込みの必要あり
※下記URLよりご参加登録をお願いいたします。
https://forms.gle/jwCn9FDfgtFHwWxC8

お問合せ先

担当:大賀哲
Mail:toga★law.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細につきましては、九州大学ホームページからもご参照いただけます。

腸管再生やがん化に重要な新たな幹細胞の発見

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