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日本気象学会九州支部第21回気象教室

日本気象学会九州支部第21回気象教室

日本気象学会九州支部では、どなたでも参加できる気象に関する一般向け講演会である「気象教室」を毎年開催しております。オンライン開催であるため、九州地区以外の方でもご参加頂けます。今年度の「気象教室」は、10月と12月の2回開催しますが、今回は10月開催分のご案内です。今年も大雨被害の現場となった九州地区として「大雨・線状降水帯」に関する話題を取り上げ、専門家の先生に解説して頂きます。多くの方々にご参加頂き、正しい科学的知識を吸収して頂ければと思います。

チラシ(別タブで開きます)

対  象  一般向け、高校生向け、在学生・教職員向け
開催日時  2021.10.17 (日) 13:00 ~ 2021.10.17 (日) 15:30

会場名  オンライン(Zoom および YouTube Live)
定 員  先着 490名 ※ Zoomウェビナー(先着490名様)とYouTube Live(無制限)によるオンライン開催
参加費  無料

テーマ:気候変動による大雨・線状降水帯

【講演1】
「集中豪雨をもたらす線状降水帯とは」
 加藤輝之氏(気象庁気象研究所 応用気象研究部 部長)
(概要)日本では3時間降水量200mmを超えるような集中豪雨がしばしば観測され、地滑りや洪水引き起こします。そのうち、およそ半分(台風本体によるものを除けば3分の2)が「線状降水帯」によってもたらされます。本講演では、「線状降水帯」という用語の由来から発生メカニズム、予測可能性について解説するとともに、今年8月の大雨時での発生例についても紹介します。

【講演2】
「気候変動で変わる大雨」
 川瀬宏明氏(気象庁気象研究所 応用気象研究部 主任研究官)
(概要)平成29年7月九州北部豪雨、平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風に伴う大雨、令和2年7月豪雨、気象庁が名付ける豪雨が多発しています。地球温暖化の進行に伴い、豪雨が発生すると温暖化と豪雨の関係がよく話題にあがります。地球温暖化に伴う気候変化が近年の豪雨にどの程度影響を及ぼしたのか、さらに温暖化が進むと、どのように変化していくかなどを最新の研究も交えてお話します。

【座長】竹村俊彦氏(九州大学応用力学研究所 主幹教授)
【共催】日本気象学会九州支部 九州大学応用力学研究所
【後援】日本気象予報士会西部支部

詳細はこちらよりご参照ください。 

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