BINDS−SCARDAジョイントシンポジウム

~ BINDS−SCARDAジョイントシンポジウムを開催します。~
 九州大学では、九州大学感染症研究拠点を発足し、感染症に対する総合的な研究プラットフォームの構築に全学体制で望んでいます。特に、公的研究機関への期待が大きい社会実装を見据えた純国産の治療薬、ワクチン、体外診断薬の開発・生産基盤を整備することを目的としたグリーンファルマ創薬構造解析の推進、ワクチン生産モダリティとしての世界トップレベルのカイコバイオリソースと昆虫工場、多階層オミクス研究などに取り組むことにより、九大の強みを活かした総合知を創出し、感染症が関連する社会的課題の解決を目指しています。
 本シンポジウムでは、キックオフとしてBINDS−SCARDAジョイントシンポジウムを企画しました。2つのプロジェクトの概要および取組事項を紹介するとともに、学外からお招きした登壇者の方々の講演を通じて、研究内容の相互把握、意見交換、新たな異分野融合研究の可能性の探索を行います。

チラシ(別タブで開きます)

ポスター画像

開催日時:2023.03.17 (金) 14:00 ~ 17:30
開催場所:九州大学病院キャンパス、薬学研究院1号館5階第一講堂/オンライン配信
定 員: 先着 80名
参加費: 無料

詳細

BINDSシンポジウム
14:00 ~14:30
 善光龍哉 AMED創薬事業部 調査役(AMED-PO)
 AMED-BINDSによるアカデミア創薬推進とSCARDAとの連携
14:30 ~15:00
 前仲勝実 北海道大学大学院薬学研究院 教授
 ウイルス感染症研究に向けたBSL3クライオ電顕構造解析の取り組み
15:00 ~15:30
 近藤裕郷 九州大学大学院薬学研究院 総括スーパーバイザー、医薬健栄研 所長、BINDS(Phase1)PO
 感染症研究における産学官連携について―感染症への挑戦と研究開発の展望―

SCARDAシンポジウム
15:45 ~16:15
 日下部宜宏 九州大学大学院農学研究院 教授
 カイコ昆虫モダリティを活用した国産ワクチンの生産
16:15 ~16:45
 鄭湧 九州大学大学院医学研究院 助教
 新型コロナウイルス流行株の変遷と野生株及び2価ワクチンの攻防を読み解く
16:45 ~17:15
 國澤純 医薬健栄研 ワクチン・アジュバント研究センターならびにヘルス・メディカル連携研究センター長
 医薬健栄研における新規ワクチン開発と支援システム

お申し込み

オンライン参加をご希望の方には下記配信用URLよりご入室ください。事前申し込み等は不要です。
https://us06web.zoom.us/j/89839313560?pwd=MFFDWUZ6RUVaYUx4clRpdXlwbEY3UT09

お問い合わせ

九州大学大学院 農学研究院
昆虫科学・新産業創生研究センター
 〒819-0395 福岡市西区元岡744番
 [TEL]092-802-4578
 [E-mail] mori.motoharu.009★m.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

九州大学 大学院薬学研究院 大学院薬学府 薬学部 ホームページ 
九州大学 農学研究院 大学院生物資源環境科学府 農学部 ホームページ
九州大学 昆虫科学・新産業創生研究センター ホームページ  
九州大学 ホームページ もあわせてご参照ください。

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