資源開発部門での気候変動緩和技術 研究開発戦略を明らかに

~GHG排出量の削減に向けた政策立案に貢献~

ポイント

・GHG排出量が大きい資源開発部門での気候変動緩和技術の研究開発が世界的に求められる
・技術開発を促す制度設計を行う際には各国の研究開発戦略の特徴を踏まえた提言が効果的
・世界特許分析で明らかにした研究戦略は気候変動対策に向けた政策立案に有用な情報となる

概要

 脱炭素社会に向けたソーラーパネルや蓄電池の普及拡大に伴い、金属資源の開発に伴うGHG排出量も増加することが予想されます。こうした中で、資源開発部門におけるGHG排出量の削減技術の研究開発促進が世界的に求められています。
 九州大学大学院経済学研究院の藤井秀道准教授とLuleå University of Technology の Andre Yamashita研究員は、世界特許分析による実証研究を行い、世界各国の資源開発部門におけるGHG排出量削減技術の研究開発戦略を明らかにしました。解明された各国の研究開発戦略の相違点や共通点は、気候変動緩和に向けた科学技術政策の立案に有用な情報として活用されることが期待されます。
 本研究は、日本学術振興会(JSPS)科研費 JP20K12283の支援を受けたものです。また、本国際共同研究は日本・スウェーデン共同研究促進プログラムMIRAI2.0の一環として開催された2021年MIRAI 2.0 Research and Innovation weekを通じた研究者間の交流により実現しました。
 本研究の成果は、国際学術誌Resources Policy (2021 Impact Factor: 8.222)のオンライン速報版に、2022 年 7月 1日(土)に掲載されました。

詳細

プレスリリースをご参照ください。

「東洋経済ACADEMIC SDGsに取り組む大学特集 Vol.4 」に掲載されました!

九大のお宝み~つけた-知のワンダーランドへようこそー

関連記事

  1. アリと暮らす昆虫、日本産ヒラタアリヤドリの多様性…

    好蟻性昆虫の共生関係の進化研究へ前進総合研究博物館丸山 宗利 准教授…

  2. 好熱菌を黒毛和種仔牛に投与!仔牛の生産性の向上と…

    研究成果のポイント ① ⿊⽑和種仔⽜は離乳時に、⼀時的に発育が停滞す…

  3. 九州工業大学と九州大学の学生が共同で開発した 超…

    国立大学法人九州工業大学(以下、九工大)と国立大学法人九州大学(以下、九大)…

  4. 【9/25開催】第158回アジア・オセアニア研究…

    スル チョードリ ビシュワジット 准教授(基幹教育院 自然科学実験系部門)…

  5. 偏西風の蛇行が中高緯度海洋との連動によって増幅さ…

    季節的な異常天候の予測精度向上に繋がると期待ポイント・テレコネク…

  6. SDGs Design Internationa…

    SDGs Design LIVE,世界が進化する1日「SDG…

  7. 地球温暖化によってアラビア海の湧昇流が弱まってい…

    〜 造礁性サンゴ骨格で復元した過去1,000年間の古気候記録から発見 〜…

  8. 【6/14開催】九州大学筑紫地区地域連携推進チー…

    ~温暖化対策を一緒に考えよう!~九州大学筑紫キャンパスと大野城心…