~日蒙の第一線で活躍する研究者が一堂に会し、最新の研究成果をもとにモンゴル襲来の実態と影響について議論する~
歴史上、日本とモンゴルは1274年・1281年に元寇、1939年にノモンハン事件の2度の対戦があり、アジアとの玄関口である福岡は、アジア大陸と深い関わりを刻印する元寇防塁をはじめとした数多くの史跡が点在しています。このような歴史的な出来事を乗り越え、現在はお互いに尊敬し合い、信頼関係を築いています。
そこで、在福岡モンゴル国名誉領事館では、一度目のモンゴル襲来(元寇)から750年を迎える本年を日本とモンゴル、さらにはアジアの過去を振り返り、共に繁栄する平和な未来を構想する機会とし、「元寇の歴史から学び・平和な未来へ 元寇750年記念プロジェクト」を立ち上げ、支援を募っているところです。
この度、本プロジェクトの一環として、この福岡に立地する本学の伊都キャンパスおいて、国際歴史シンポジウムを開催するために、遠城 明雄 九州大学人文科学研究院長を委員長、岩田 健治 九州大学理事・副学長およびシーテヴェ アルタン イルデン在福岡モンゴル国名誉領事を副委員長としたモンゴル襲来750年日蒙国際歴史学シンポジウム実行委員会を立ち上げました。
日本・モンゴルの若者たちがお互いの文化や歴史真実を理解し合い、更に経済発展に繋がっていくきっかけになることを期待して、双方において歴史学・考古学分野の第一線で活躍する研究者が一堂に会し、最新の研究成果をもとにモンゴル襲来の実態と影響について議論する場として、本シンポジウムを開催いたします。
ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
チラシ(別タブで開きます)
対 象:一般向け、在学生・教職員向け
日 時:2024.11.08(金)10:30~17:10
場 所:伊都キャンパス 稲盛ホール
定 員:先着200名
※会場の収容定員に限りがあるため、事前登録数が上限を超えた場合には、登録を中断することがありますので、ご了承ください。
参加費:無料
イベント詳細
10:00~
受付開始
10:30~10:40
開会式
10:40~11:10
「モンゴル襲来の推移と九州大学本『蒙古襲来絵詞』」
佐伯 弘次(九州大学)
11:10~12:00
「蒙古襲来絵詞に描かれているモンゴル人の描写に関する考察」
エルデネバト ウラムバヤル(モンゴル国立大学)
テレビシ バヤラー(カ ラコルム博物館)
12:00~13:00
休憩
13:00~13:30
「考古学からみた元寇防塁」
宮本 一夫(九州大学)
13:30~14:20
「元朝の文化交流とモンゴルにおける菊の花文様の意味とその象徴性」
ソソラバラム フレルスフ(モンゴル国科学アカデミー)
14:20~14:30
休憩
14:30~15:00
「長崎県松浦市鷹島海底遺跡における元軍船の調査成果と今後の展開」
池田 榮史(國學院大學)
15:00~15:50
「13世紀のフビライ・ハン による日本遠征に関するモンゴル史研究の再考察」
ツェデンダンバ バトバヤル(モンゴル国科学アカデミー)
ダ. ルン デージャンツァン(シヒフ トゥグ大学 )
15:50~16:00
休憩
16:00~17:00
討論:モンゴル襲来研究の最前線
17:00~17:10<
閉会式
申込方法
※下記の申し込みフォームよりお申込みください。
https://forms.office.com/r/nvk0VbVCem
申込受付期間
2027.09.27(金)-2024.10.31(木)
お問合せ先
担当:モンゴル襲来750年日蒙国際歴史学シンポジウム実行委員会(総合研究博物館:福永助教)
ホームページ
https://readyfor.jp/projects/genko750
九州大学ホームページもあわせてご確認ください。