~将来の日豪の架け橋となることを期待~
令和6年6月28日(金)~7月12日(金)まで、オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)機械鉱山工学部から22名の学生を工学部に迎え、「UQ-JPIE(The University of Queensland-Japan Program for Industry Experience)」を実施しました。
この短期受入プログラムは、平成29年度から開始したもので、両大学の交流事業(UQ-KUプロジェクト)の中心的な取組の一つです。今回は「Hydrogen Energy in Australia and Japan – Industry Opportunities for Australia’s Future Engineers」をテーマに、伊都キャンパスで水素に関連した講義や研究室訪問、日本ビジネスマナー講習等を実施しました。また、福岡市水素ステーション、水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市)、九州シンクロトロン光研究センター(鳥栖市)含め計9箇所の最先端の設備を持つ事業所等の見学を行いました。
初日に行われたオープニングセレモニーでは、石橋総長からの歓迎の挨拶の後、ケンダル・ドレイパー駐大阪オーストラリア領事から学生に対し激励の言葉をいただきました。領事からは、その後 “The Australia – Japan relationship – seen from Kyushu”の題目で、今回のプログラム1つ目となる講義も行っていただきました。
約2週間の滞在中、本学工学部の学生が「バディ」として休日も含めてUQ学生と交流を行い、親睦を深めました。「バディ」となった工学部学生30名は、今年の夏に工学部学生海外短期派遣プログラムQ2PEC(8月下旬~9月末まで5週間 実施するクイーンズランド大学および現地語学研修機関での語学研修プログラム)に参加予定です。このプログラムに参加した学生達が、将来の日豪の架け橋となることを期待しています。