国内トップクラスの能力でデータ駆動型研究やオープンサイエンスを推進する
システム概要
玄界システムは、大規模言語モデルなどの新しい研究分野における需要に応え、第6期科学技術・イノベーション基本計画に示されたデータ駆動型研究やオープンサイエンスの推進に資するとともに、将来的に予想される多種多様な計算の需要に応える性能を有するものです。また、2024年2月まで運用していたスーパーコンピュータシステム「ITO」と同じく、大規模シミュレーションや機械学習に適した高性能バックエンド計算ノード群を高速ファイルシステムに接続して運用する構成となっています。さらに、外部クラウドストレージと連携するインターフェース Amazon S3 API を備えており、オープンサイエンスに求められる高可用性を実現します。
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用語解説
(注1)NVIDIA H100
2022年11月に発表されたNVIDIA社の高性能計算向けGPU製品の一つ。玄界では、倍精度実数演算で67TFLOPSの演算性能を持ち2.4TB/sの帯域幅でアクセス可能なメモリを94GB搭載したもの、および同じ演算性能を持ち3.4TB/sの帯域幅でアクセス可能なメモリを80GB搭載したものが利用可能である。
(注2)PFLOPS(ペタフロップス)
計算機の処理性能の指標としてFLOPS(Floating-point Operations Per Second)、すなわち1秒間に実行可能な浮動小数点演算回数(実数演算回数)が用いられる。1PFLOPSは浮動小数点演算を1秒間に1000兆回行うことを表す単位のことである。
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