~地域原料活用によるコスト低減を目指したメタネーション地産地消モデルの実証~
西部ガス株式会社、株式会社IHI、株式会社JCCL、国立大学法人九州大学、一般社団法人 日本ガス協会、ひびきエル・エヌ・ジー株式会社、北海道ガス株式会社、広島ガス株式会社、および日本ガス株式会社が共同で検討を進めていた「地域原料活用によるコスト低減を目指したメタネーション地産地消モデルの実証」(以下「本実証事業」)が、9月27日、環境省の令和5年度「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(二次公募)」に採択されました。
本実証事業は、地域資源である再生可能エネルギーの余剰電力や近隣工場から発生する副生水素・未利用CO₂を有効活用したメタネーション(※1)によりe-methane(※2)製造コストの低減と環境価値提供を目指すもので、本日から開始いたします。なお、e-methane製造(実証運転)は、2025年度にひびきLNG基地内で実施する予定です。
我々は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、これからも地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めてまいります。
用語解説
(※1)水素(H₂)と二酸化炭素(CO₂)から都市ガス原料の主成分であるメタン(CH₄)を合成する技術
(※2)グリーン水素等の非化石エネルギー源を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称。e-methaneも燃焼時に二酸化炭素を排出するが、原料に排ガス等から回収した二酸化炭素を使用するため、大気中のCO₂量は増加しない
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