第3回ソウル大学とのジョイントシンポジウムを対面で開催

~ “The 3rd KYUSHU-SNU JOINT SYMPOSIUM” ~

 令和4(2022)年9月23日(金)、九州大学伊都キャンパス日本ジョナサン・KS・チョイ文化館およびオンラインにて、本学の重要なパートナー校である韓国・ソウル国立大学(Seoul National University: SNU)と「The 3rd KYUSHU-SNU JOINT SYMPOSIUM」を開催しました。
 この取組は、2019年11月に、両大学が今後も重要なパートナー大学として年に一度のジョイントシンポジウムの開催などを通じてつながりを深めていくことに合意したもので、2020年9月に第1回、2021年6月に第2回をオンラインで開催しました。初のオンサイト開催となった今回は約70名の参加があり、両大学の交流がさらに発展する重要な機会となりました。
 シンポジウムは、本学石橋総長とSNUのSe-Jung OH総長の挨拶で開会し、両大学の交流の更なる発展への思いが述べられました。そして、本学藤川茂紀教授からは「Research and developments of carbon management technologies toward “Beyond-Zero” society」を演題として、SNUのJeyong YOON教授からは「2050 Carbon Neutrality to Overcome the Climate Crisis」を演題として、基調講演をいただきました。

また、同日午後には、本学とSNU研究者の統括により、5つのセッションが開催されました。

1. Materials Science
  代表:工学研究院 田中 敬二 教授
2. Environmental and Energy Science
  代表:カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 藤川 茂紀 教授
3. Problems and Challenges of Contemporary Law in an Age of Structural Transformation
  代表:法学研究院 八並 廉 准教授
4. The Role and Responsibility of Experimental Forests in the post COVID19 era
  代表:韓国研究センター 永島 広紀 教授
     農学研究院 古賀 信也 教授
     大学文書館 藤岡 健太郎 教授
5. Spatio-temporal analysis of water and nutrient health status in leaf vegetables using computational fluid dynamics simulation
  代表:農学研究院 岡安 崇史 教授

9月22日(木)には職員交流プログラムを実施し、(1)附属図書館事務部 (2)研究・産学官連携推進部 (3)国際部の職員による業務紹介・質疑応答などを通じ、活発な意見交換が展開されました。
 なお、本シンポジウムは、次回、2023年にSNU主催で第4回の開催を予定しています。

九州大学ホームページもあわせてご参照ください。

第3回ソウル大学とのジョイントシンポジウムを対面で開催

ウクライナからの学生・研究者の渡日受入れ開始 及び ウクライナ学生・研究者支援基金について

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